頭の痛みには頭からくるものと、首からくるものがあります。
(1)頭からくる痛み
1)偏頭痛
2)三叉神経痛
3)頭部打撲、挫傷
4)脳出血、脳梗塞、脳血栓
5)その他
(2)首からくる頭痛(関連痛として主に頚部痛、項部痛が出現します)
1)変形性頚椎症
椎間板が変性しつぶれ、その上下の椎骨の突出を伴うことにより肩こりや上肢痛、背部痛、頭痛が発症します。
2)頚椎椎間板ヘルニア/頚部椎間板症
椎間板の突出により肩こりや上肢痛、背部痛、頭痛が発症します。首や肩甲骨や上肢に痺れを伴うこともあります。30〜50歳代に多く、悪い姿勢での仕事やスポーツなどが誘因になります。
3)頚椎捻挫(いわゆる鞭打ち症)
交通事故等外傷によって急激な首の曲げ伸ばしが生じ、頚椎後部を支えている靭帯の損傷が起こり、肩こり、頚部痛が発症します。
4)大後頭神経痛
5)その他